予防と全身の健康
こんにちは。
JR「富木駅」から徒歩10分、「鳳駅」から徒歩15分の渡辺歯科医院です。
むし歯や歯周病は全身の健康にも関わっています。
今回は、予防と全身の健康についてお話します。
歯周病菌や歯周病による炎症物質は歯肉から血管の中に入り込み、血液とともに全身を巡っていきます。
また、歯周病菌が混じった食べ物や異物を誤って口から気管や肺に飲み込んでしまうこともあります。
体内に入り込んだ歯周病菌や炎症物質などは全身の健康にさまざまな影響を及ぼします。
よく知られているものは次の通りです。
- 糖尿病
歯周病になると糖尿病の症状が悪化することはよく知られています。
また、糖尿病になると歯周病になりやすくなり、悪化しやすいのです。
糖尿病の人が歯周病になったら、糖尿病と歯周病を同時に治療していくことが重要です。
- 狭心症や心筋梗塞
血管に入り込んだ歯周病菌の影響で、血管内には粥のような脂肪性の沈着物(プラーク)ができて血管の中が狭くなります。
心臓に血液を送る血管が狭くなったりふさがると、狭心症や心筋梗塞につながります。
- 脳梗塞
狭心症や心筋梗塞が起こるように、脳の血管が狭くなったりふさがると、脳梗塞につながります。
歯周病の人は健康な人の2.8倍も脳梗塞になりやすいといわれています。
血圧やコレステロール、中性脂肪が高めな方は、歯周病予防をしっかりと行って脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などを防ぐことが大切です。
- 低体重児出産
妊娠すると、女性ホルモンの影響で歯周病菌が増殖しやすくなります。つわりで歯を磨きにくくなることもあって、妊娠中に歯肉炎になり歯周病になる人は少なくありません。
妊娠している歯周病の女性は、健康な女性に比べて早期低体重児を出産する可能性が7倍もあるといわれています。
元気で健康な赤ちゃんを出産するためにも、歯周病予防は欠かせません。
むし歯も歯周病のように細菌が引き起こす病気のため、全身の健康にさまざまな影響を及ぼします。
むし歯が悪化して歯髄(歯の神経)まで広がり、そのまま放置されていると、歯のまわりの組織や顎の骨にまで炎症が広がっていきます。歯ぐきはできものができたり膿が出てくるようになります。
副鼻腔炎が引き起こされたり、顎の骨の中に病巣ができることもあります。さら発熱することもあります。
全身を守るためには、歯周病とともにむし歯の予防も重要です。
渡辺歯科医院では、予防・クリーニングを重視しています。
「お口の健康を守りたい」「自分の歯でずっと食事をしたい」など、予防について興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
医院名 | 渡辺歯科医院 |
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所在地 | 〒593-8326 大阪府堺市西区鳳西町2-14-6 |
電話番号 | 072-275-7185 |
URL | https://www.watanabe-dent-office.com/ |
診療内容 | むし歯/歯周病/入れ歯 /小児歯科/歯科口腔外科/予防・クリーニング/審美治療/ホワイトニング |
説明 | JR「富木駅」から徒歩10分、「鳳駅」から徒歩15分、土曜と第2第4日曜も診療の【渡辺歯科医院】です。むし歯や歯周病治療のほか、ホワイトニングや審美治療にも力を入れています。バリアフリーの院内にはキッズルーム、おむつ交換台もご用意し、どなたも通いやすい歯科医院です。 |