歯が黄ばむ理由とホワイトニングの仕組み
こんにちは。
JR「富木駅」から徒歩10分、「鳳駅」から徒歩15分の渡辺歯科医院です。
歯が黄ばむ理由は汚れているからだけではありません。
今回は、歯が黄ばむ理由とホワイトニングの仕組みについてお話します。
歯が黄ばむ原因はいくつか考えられます。中には複数の原因から、歯が黄ばんでいることもあります。
代表的な原因は次の通りです。
- 加齢
年を経るにつれて、歯の表面を覆うエナメル質が薄くなり、またエナメル質の下にある象牙質の色が濃くなっていきます。
そのため、象牙質の色が透けて見えやすくなり、歯が黄ばんで見えるようになります。
歯をきれいに保っていても、こうした黄ばみは起こってしまいます。
- 着色汚れ
毎日の食べ物や飲み物、し好品が原因となって色素がエナメル質の表面にこびりつき、黄ばんで見えるようになることがあります。
着色汚れの主な原因としては、「タバコのヤニ」「コーヒーや紅茶などのタンニンやカテキン」「赤ワインやチョコレートなどのポリフェノール」「カレーなどの着色料」があります。
こうした着色汚れは、プロの手で歯をクリーニングしても落とすことができます。
- 歯の磨き過ぎ
毎日力を入れて歯を磨いていると、歯の表面を覆うエナメル質が薄くなって象牙質が透けて見えやすくなってしまいます。
特に研磨剤が含まれている歯磨き剤を使っていると、エナメル質が削がれやすくなります。
歯を傷めないためにも、力を入れて歯を磨かないように気をつけたいですね。
- 薬の影響
テトラサイクリン系の抗生物質を子どもの頃に飲んだために、副作用で歯が黄ばんでしまった方もたまにいらっしゃいます。
テトラサイクリン系の薬のうち、アクロマイシンの場合は明るい黄色で時間が経つと茶色になります。ミノマイシンの場合は緑色から灰色になります。
そのため、現在では8歳未満のお子様にはテトラサイクリン系の薬は原則的に処方されていません。
ホワイトニングでは、過酸化水素が含まれた薬剤を使います。
過酸化水素は歯の表面のエナメル質を無色透明にするとともに、エナメル質の構造を変化させます。そのため、象牙質が透けて見えにくくなり、歯が白く見えるようになります(ただし、テトラサイクリンで変色した歯になっている場合は、色を多少薄くできても白くはならないことがあります)。
なお、変化したエナメル質は、時間が経つと自己修復して元の色に戻ってしまいます。
そのため、ホワイトニングで白くなった歯は時間が経つと元の色に戻ってしまうのです。
渡辺歯科医院では、ご自宅で行っていただく「ホームホワイトニング」を実施しております。
歯を白くしたいとお考えの方はぜひご相談ください。
医院名 | 渡辺歯科医院 |
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所在地 | 〒593-8326 大阪府堺市西区鳳西町2-14-6 |
電話番号 | 072-275-7185 |
URL | https://www.watanabe-dent-office.com/ |
診療内容 | むし歯/歯周病/入れ歯 /小児歯科/歯科口腔外科/予防・クリーニング/審美治療/ホワイトニング |
説明 | JR「富木駅」から徒歩10分、「鳳駅」から徒歩15分、土曜と第2第4日曜も診療の【渡辺歯科医院】です。むし歯や歯周病治療のほか、ホワイトニングや審美治療にも力を入れています。バリアフリーの院内にはキッズルーム、おむつ交換台もご用意し、どなたも通いやすい歯科医院です。 |