こんにちは。
JR｢富木駅｣から徒歩10分、｢鳳駅｣から徒歩15分の渡辺歯科医院です。

お子様の歯をむし歯にしないためには、年代に合った磨き方が大切です。
今回は子どもの歯の磨き方についてお話します。

 

歯が生える前から、お口に触れられるのに慣れておきましょう。最初は清潔な指で唇やお口のまわりに軽く触れるだけで構いません。
生後6ケ月頃になり最初の歯が生えてきたら、歯ブラシを使い始めましょう。
最初は歯ブラシで歯に1~2回触れるようにして、様子を見ながら回数を増やしていきます。食後に毎回続けて、歯磨き習慣をつけていきたいですね。

 

4～5歳になると、すべての乳歯が生え揃います。
将来健康な永久歯に生えてもらうためにも、乳歯がむし歯にならないように歯磨きを続けていきましょう。
歯科医院でフッ素塗布などの予防ケアを受けるのもおすすめです。

 

6歳前後から永久歯に生え替わり始めます。
大きさの違う歯が並んでいたり、歯のない箇所があると歯を磨きにくくなります。磨き残してむし歯を作ってしまわないように気をつけたいですね。

6歳頃になると、奥に6歳臼歯が生えてきます。溝が深く生え終わるのに時間もかかるため、磨きにくくむし歯になりやすいのが特徴です。
当院ではむし歯になりやすい歯の溝を埋めるシーラントをおすすめしています。

 

仕上げ磨きをする時は、次のポイントに気をつけましょう。

 

• まずは膝の上に寝かせて

お子様を上向きに寝かせて、大人の膝にお子様の頭を載せます。中までのぞき込めるようにしましょう。

 

• よく見て磨きます

歯ブラシはペンと同じように軽く持って、磨きましょう。歯ぐきに歯ブラシが強く当たると痛いので、できるだけ歯ぐきに当てないように注意します。

 

• ここをしっかり磨こう

乳幼児は上前歯をしっかりと磨きましょう。歯の内側や歯と歯の間も磨きます。
幼児になったら、奥歯の溝と歯と歯の間まで磨き残さないようにしましょう。

 

• 楽しくほめながら

小さいお子様にとって、じっとして磨かれるのはうれしいことではありません。明るい気持ちになれるように、たくさんほめて楽しく磨いてあげましょう。

 

小学生になっても上手に磨くのは難しいものです。
できれば10歳くらいまでは仕上げ磨きを続けていきたいですね。

家族で歯科医院に通って、予防を続けることもおすすめです。
当院では適切な歯の磨き方もレクチャーしています。お気軽にご相談ください。